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夢幻な箱舟〜たくさんの物語

MMORPGマビノギの日記を物語風に。
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2009-07-15

使い慣れた武器だから

14話









間一髪のタイミング。

ゴーレムがグラスギブネンに体当たりをして、2体は地面に倒れ、みさとエバは踏み潰されなかった。

倒れた衝撃で、ゴーレムの体はぼろぼろと崩れ、そして砂に還った。

そして、ゴーレムに意識を集中していた少年は、力を抜き、その額には玉のような汗が浮かび、手の甲でそれを拭った。



目を開け、ギブネンを見るみさの前で、ぎこちなく動き、次第に動かなくなるギブネン。

破壊された頭の部分から、徐々に亀裂が走り、それらが小さく弾け、黒い煙となり、そして消えていった。



「おわったの?」



ふたり手を握りながら、まおとクロは、その様子をじっと見詰めていた。



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2009-07-15

お怒りです

13話








気流渦巻き、加速した矢は、グラスギブネンの額にぶち当たり爆発する。

それが、2射、3射と続きギブネンを退かせる。

とうやは着地後、更に弦を目一杯絞って矢をぶっ放した。

最大級の加速は空を切り裂き、着弾の衝撃は、ギブネンの頭をノックバックさせた。




「だめだ」



しかし、それだけだった。

矢のダメージは、軽い衝撃程度で、多少、脳を揺さぶられた程度、少しふらついたように見えるだけだった。

それは、足元を斬りつけるやよいも感じていた。

剣の刃は、厚い皮膚に弾かれ、いくら斬りつけようとも、ダメージを与えている気がしなかった。



「だめみたいですわ」

「諦め早いっ」



やよいの泣き言に、セイカは素早く突っ込む。




「頭を集中して叩くしかないな」



ギブネンがセイカを蹴飛ばす。
跳ばされるセイカを後ろから抱き止めながら、くまが大きな声で言った。


やよい達は、一時ギブネンから遠ざかる位置に避難した。



「頭は、とどかないよ」



セイカは、ありがとうとくまに言いながら、高く上の方にあるギブネンの頭を見上げる。




「でも、それしかないかな」


矢を射ちながら、とうやもやよい達の傍に立つ。




「ごめんなさい、させればいいかも?」



入り口から、ひょこっと、顔を覗かせたレリーアが呟いた。



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2009-07-15

混線!混戦!変身!

12話








力強い1打。

みさが振り抜いた1発を、鎧甲冑の戦士は左腕で受け止めた。

みさは、長い刀身に身体の重心を流す様に移動させ、上空に舞い上がる。

弾かれ落とされた剣は、地面に突き刺さり、それを拾い上げるエバ。

エバは自分の剣を投げ捨て、拾い上げた剣を両手に構え、鎧甲冑の右足に叩き付ける。

体勢を崩す鎧甲冑。

その頭上から、エバの剣を受け取ったみさが、渾身の1激を、鎧甲冑の頭に振り下ろした。




鈍い音が、

その兜を砕き、

鎧甲冑の素顔を晒す。







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2009-07-15

熱血メイド娘

11話






黒い霧が兵士の死体に取り憑き、死体は動き出す。


ゆらり、と

のそり、と


緩慢な動きでゆっくりと。
死体達は、ひとつの意思で動いているかの様に、全員が何かに向かってまっすぐ進む。

死体達を先頭に、鎧甲冑も進む。

その後を、気付かれないように、みさ達も追いかけた。


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2009-07-09

ヒーローの様に

10話






とうやの矢が狙った先にいたのは、目付きの悪い男だった。

その男に気が付いたレリーアは、さっ、と、とうやの後ろに隠れた。

男もまた、レリーアに気が付いた。

そして、右足を引きずりながら、ゆっくりと男は歩き出した。




「来ないでよっ」



レリーアが怒鳴ると、男は薄ら笑いを浮かべ、



「お前になんか用はないんだよ」


とうやに、矢で狙われているのも構わずに横切り、部屋の中央の瓦礫の山に向かって歩いて行った。

男は、瓦礫の山をじっと見つめ、そして何かを見つけたみたいで、這いつくばるように、がしがしと登り始めた。








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プロフィール

びい

Author:びい
いらっしゃいませ。
マビノギで遊んだこと、いろいろ描けたらいいなと、そんなブログです。

ちょっと変った事をしようと、見出し文章は、物語風にアレンジされてます。
日記の内容とは、まったく関係なかったり・・・。

基本は、SSを眺めて、思いついた文章を入れてます。

楽しんでいただければ幸いなのですが^^

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